映画ではなく、日本のコミックにもロイヤル・セブンティーンというタイトルの少女漫画がありました。
出版社/著者からのロイヤル・セブンティーン内容紹介を引用すると、
「女子高生の華木(はなき)ルミナは、華木財閥の跡取り娘。いろ〜んなコトを体験したいお年頃なのに、恋でさえも親の決めたフィアンセがいてままならない。そんな窮屈な毎日にウンザリしたルミナは、ある朝、登校途中にひとり街へ出かけて行く。そこで出会った男のコに、反発しながらも惹かれてゆくルミナ。ところが彼の正体は…!? 」
小学館のCheese!で連載されていたこのコミックですが、少女漫画にしてはちょっと性描写も多くてどうかなと思う部分もあります。
作者の香代乃さんはこういったロイヤル・セブンティーンのような華麗な恋愛コミックや細かい描写の多いコミックを書いています。
恋愛系にはどうしても少しHなシーンが出てくることが多いのですが、今どきの中高生にとっては大して驚くようなレベルではないかもしれませんね。
ロイヤル・セブンティーンは3巻まであって、Amazonや小学館のホームページなどでも買うことができます。
香代乃さんの代表作品のひとつであるロイヤル・セブンティーンは、財閥令嬢である女子高生の華木(はなき)ルミナが、親の束縛から逃げ出して自由奔放な世界へ飛び出すというストーリー。
その現実離れした設定と内容から、少女コミックファンの中でも賛否両論があり、香代乃ファンの評価も分かれているようですね。
それでは、ネット上の様々なロイヤル・セブンティーンに関するレビューから、ロイヤル・セブンティーンの良かったところをご紹介してみましょう。
■絵がきれい
香代乃さんの描く漫画は、背景や小道具などを細かく描写するのが特徴のひとつで、少女コミック界にはあまり見られない作風です。
少女コミックぽさの中にも男性コミックのような力強いタッチがありますね。
■ファッションやインテリアなどのセンスが良い
きっと香代乃さんは良い生活をしてきたのでしょう。
ロイヤル・セブンティーンの登場人物が着ているファッションや、部屋などのインテリアにセンスの良さを感じます。
その他にも、香代乃先生の世界観が好きなど、ファンならではのレビューも多いですね。
香代乃さんのコミックには恋愛モノが多いですが、さわやかな恋愛モノと言うよりはちょっとキワドクHでコミカルなものが多いですね。
ロイヤル・セブンティーンもそのひとつだと思います。
インターネット上にあるロイヤル・セブンティーンのレビューを見ても、性描写に関することや独特の世界観についての書き込みが多く見られます。
その中でロイヤル・セブンティーンに関する問題点をいくつか書き出してみると、
■中高生がメインの雑誌に連載するには性描写がリアルで多過ぎる
場面によってはアダルトコミックでは?と思われるくらいのリアルさもあり、問題視する大人は結構いるようです。
出版社が小学館だけに、できればもう少し対象読者を意識した内容を求める声も多いですね。
■場面設定がありえない
漫画なので、ありえない設定も楽しむべきだと個人的には思うのですが、読んでいる方の中には「もう少し現実的な恋愛モノがいい」という声も少なくありません。
ロイヤル・セブンティーンよりもおかしな設定のコミックはたくさんあるのですが・・・・。
変わった設定の割には、ストーリーの先が読みやすいという意見もあり、作者もなかなか大変ですね。